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施工事例

シンプルに安心して暮らせる住まいに

3度の増改築を重ねて、最後にキッチン回りをリフォームしたのが13年前。生活スペースのLDKから2階寝室までの距離が長く、また原因のわからない漏水もあり、地震にも大変不安でした。そんな中、コープのイベントに娘の夫が相談に出かけて近藤建築士と出会いました。

まず「住まいの健康診断」を受けて、耐震性の低いことにびっくり。玄関の屋根が重いこともよくわかりました。診断の結果も踏まえて近藤建築士と相談する中で、私たち夫婦には13年前のLDKだけを残して和室と浴室を増築し、55年前からの家は取り壊して娘一家の家を新築することになりました。幼い頃から住み慣れた家を取り壊すのは少々寂しい気持ちもありましたが、建具の一部など使えるところは再利用しました。

築年数
55年
所在地
みよし市
お客様名
コープあいち Nさん

既存のキッチンとLDK

LDKは13年前に増築したところなので、システムキッチンもそのまま残し、クロスの張替えとパントリー(食品庫)への出入り口を新設しました。

新しい収納棚の右側がパントリーへの出入り口(白い引戸)。今まで、別の部屋からぐるりと回ってしか出入りできなかったのが、すぐ出入りできるようになりとっても便利になりました。

希望通りのおしゃれなクロス!

洗面所がとても素敵な空間に。奥の収納で普段の着替えは済ませられそうですね。

一目で気に入った玄関のクロス。

トイレのクロスも張り替え。 部分使いで柄ものクロスが映えます。

新設した和室

床の間をなくし、仏壇も小さめに取り替えました。雪見障子は再利用です。

らんまに透明なアクリル板を入れて、和室の奥まで明るくなりました。

和室から続くクローゼット。扉がオシャレで、お友達にも褒められます。

取り壊した家にあった襖の手掛け。雪見障子とこの手掛けに、永年暮らした家の想い出が残ります。

和室の北側にある廊下に、嫁入り道具の箪笥と趣味の道具を入れる収納を造ってもらいました。

何本かあった箪笥は、大事な着物を入れておく引き出しだけを残し、他は思い切って処分。 今回のリフォームで、家の中、物置の中のあれこれを娘の夫の手も借りてかなり整理できました。

若い頃の帯が、趣味の道具がたっぷり入る素敵なバッグに変身!

敷地内に娘さんの家を新築中

元の家があった敷地に娘さんの家を新築中。 こちらも楽しみです。

お客様からのコメント

家事がしやすくシンプルに暮らせる家、仏壇を小さくして床の間をなくすこと、風の通りを良くして地震対策をすることなどを要望しました。近藤さんには何度も間取りを変えては細かいところまで相談に乗っていただけましたので、期待どおりの素敵な家になりました。オシャレなクロスを探してきてくださった助手の谷川さんにも感謝です。

平屋でラクに暮らせるようになりました。中でもしまいたいところに収納がある便利さ。今までぐるりと回らないと入れなかったキッチン脇の収納庫へは、キッチンから直接出入りできるようになってとっても嬉しいです。趣味の画材や嫁入ダンスのように手持ちのモノの寸法に合わせるだけでなく、住んでみてから実際に入れるものが決められる余白のある収納が大変よかったです。

新設した和室では、エアコンの効きがとてもよくなりました。欄間部分にアクリル板をはめたら奥まで明るく涼しい和室になりました。クローゼットの扉はお友達にも褒められとても気に入っています。

今回のリフォームを機に、娘婿の協力で蔵や押入にしまい込んだ古いものがかなり整理できました。家の中がキレイになったら、「ここはどう整理しよう」と考えるのも楽しく、娘からは「リフォームしたら活力が出てきたね」と言われます。このあとリビングにカウンターをつけてもらう予定で、それもまた楽しみです。

工務店の大幸さんにはよくここまで細かく作ってもらえました。建築士さん、コープの担当さん、工務店さん、1年間みなさんとともに助け合いながらリフォームできたことがとても良かったです。ありがとうございました。娘夫婦の新築も楽しみにしています。

担当者からのコメント

【建築士から】
家族の歴史が積み重なった住宅。ここで今後どう暮らしていくのがみなさんにとって一番良い選択なのだろうか?と常に念頭に置き、Nさんご一家と減築・デザイン・補強と色々なケースでの検討を重ねました。

現場工事スタッフの丁寧な仕事のおかげもあり、無事完成して入居されたNさんの笑顔が明るくとても心に残りました。ありがとうございました。


診断・設計・監理:ホームデコール設計事務所合同会社 近藤万記子
施工:㈱大幸

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