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施工事例

歩けるようになった!のが嬉しい二世帯住宅

高齢の父母との同居を考え、実家を建て替えました。生協は食品だけでなく修繕でも利用したことがあり安心・信頼感がありました。建築士の山口さんには、設計段階からわからないことをプロの目から助言してもらえ、建築業者との連携も暖かく密でとてもよかったです。

所在地
名古屋市
お客様名
コープあいち Mさん

親世帯のスペース

親世帯のリビング・寝室 (右から) ミニキッチン、趣味の作品を飾れる棚、車いすでも使える洗面台、(左手に見切れていますが)大きく扉の開くトイレがあります。 趣味の作品を飾るピクチャーレールは玄関からリビングまで随所に設置。

(別の角度から) ミニキッチンは、お母さまにも家事を分担していただけるように取り付けられました。 トイレの左側に見える収納は、開くと中が一度に見られるので、親世帯・子世帯双方で整理しやすい造り。 天井のカーテンレールで親世帯の寝室が仕切れます。

お母様のスペース。長年使っていた家具を置いて、ゆったり趣味も楽しんでいただけます。それまで広い家に住まわれていたご両親がそれぞれの居場所を持てる工夫です。

親世帯のリビングから庭木がよく見える配置に。

子世帯(共用部分)のスペース

子世帯(共用)リビング。キッチンはセミクローズドですっきり。

子世帯のキッチン。

キッチン収納もばっちり。

要所にまとめて収納できるスペースが造られています。

二階は大きな書棚が並びます。ずっと集めてこられた児童書が整理され、お孫さんと本を読んだりできるセカンドリビング。

孫世帯とのつながり

隣にお嬢さん(孫世帯)の平屋を建てられました。 広いデッキで繋がっています。

ご両親との同居、子育て中のお嬢さんのフォロー、細やかに心配りされた3世代が、お互いに見守りながら心地よく暮らせる2棟の新築です。

お客様からのコメント

車椅子で移動できること、両親の趣味の木彫りや絵画を楽しく飾れること、介護しながら2世帯がそれぞれに暮らしやすい家、アレルギー体質でもあったので安心できる家を希望しました。

新しい家は寒がりの父にも暖かく明るく快適で、母が自分の時間を過ごせるスペースもあります。なかでも車椅子を使っていた父が、動きやすい空間の工夫でトイレまで歩けるようになってとても喜んでいました。

トイレは訪問看護の方にも「使いやすくよくできてますね」と感心されるほどでした。父母が以前の暮らしをあまり変えずに暮らしやすく、私たちも管理・整理がしやすいよう収納の工夫もしました。

建替えのあと敷地内に娘一家の平屋も建て、テラスで繋がっています。3世代それぞれの暮らしが大切にできる家ができました。こんなに組合員に寄り添った新築ができる生協さんは、もっと宣伝をした方がいいと思います。

担当者からのコメント

【建築士より】
認定長期優良住宅を基本として、三世帯が心地よく暮らせる家を目指しました。同居するご両親とは、玄関ホールで居住区を分け、ご両親の部屋にも水まわり設備を計画するなどほど良い距離感を、別棟の娘さん世帯とは中庭に設けたウッドデッキテラスで繋がる安心感を大切にしました。計画から完成まで2年間、根気よくお付き合いいただき感謝しています。

設計・監理:TEKU・MATE建築設計事務所 山口純司
施工:村武建築㈱

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